しょうもないけど愛しくて
もう恋なんてうんざりだ。誰かを好きになって傷つくなんてもうまっぴらだ。
そう思っていたはずなのに、またひとを好きになる。
こうやってきっと繰り返す。
そうやって歳を重ねていく。
ちゃんとしなきゃと思う自分と、大人になんてなりたくないと駄々をこねる自分。
クソガキの主張を聞いてくれ。
大人になりきれないオトナの話を聞いてくれ。
この一枚を手にとって、その耳で聴いてくれ。
本当の話を聞いてほしい。
<恋もなければ愛もない しょうもないけど愛しくて>
思わず口ずさんでしまうワンフレーズ。
あの夜のことも、台所の換気扇の下でいっしょに吸ったタバコも、確かにあのときはわたしだけに向けられていた笑顔も。
もうないけれど、失くしてしまったけど、確かに愛していた。
ほんとにしょうもない人生だな。
でもそんな自分が一番かわいくて愛しい。
群馬県発、FOMARE。
彼等にとって初の全国流通盤。
『stay with me』
¥540で変わる、今の視界。
ひとを好きになることは、そんなに悪いことじゃないかもしれない。
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